体重減少
先日、TVでサイバーナイフが紹介されていた。実は、陽子線と決める前、セカンドオピニオンも必要と思い、神戸にある施設に話を聞きに行った。現れた医者は専門医でもなく、こちらの質問でわからないことはいちいち携帯で訊く始末。まったくの無駄足だったことを、もし思案されている方のために、ここに記しておく。(あくまでも神戸での話)
盆明けにPET検査に行った。
画像は、脳と尿以外、全身真っ白で、問題なし。ひと安心なのだが、不調は続いている。食道にあった違和感が下りて来て、いまはみぞおちのあたり、感覚としては胃の入り口付近が、食べる、飲むに関わらず、ずっと不快なのだ。
毎年必ず夏負けするので、そのせいか、あるいは、治療の後遺症か、わからない。ただ癌の転移でないことで担当医は薬を出しましょうと言う。
私「どんな薬ですか?」
医「私がのんでるのと同じです」
私「それはいい。効きますか?」
医「わかりません」
私「どういうことですか?」
医「ちゃんとのんでないから」
以前からわかっているが、この担当医、かなりの変人である。
結局、その薬を二週間飲んで様子をみることになったが、それでも改善しなかったら胃カメラを勧められた。過去二度、この病院で内視鏡をやったが、猛烈に苦しくて、二回とも、検査後、一時間ほど身動きが出来なかった。他のところで計三回やっているが、なんともなかったのに、ここの病院は下手くそだから嫌だと拒否した。
すると、内科の先生を紹介しましょうと言う。この病院が内視鏡検査に注力しているのは知っているが、二回連続たまたま下手くそに当たっただけ、内科の先生はうまいとは限らず、できればやりたくない。もらった薬が効くことを願うのみだ。
もうひとつ気になっているのが、体重だ。当初、67キロあったのが、二月に治療を始め、抗癌剤、放射線、抗癌剤、そして陽子線を終えた時点で63キロ。今回、PET検査で計ると、60キロを切ろうするほど減り続けている。
治療は終っているし、癌でもない。夏負けか後遺症のいずれか。後遺症だとすればピークが十月と言ったいたので、後三ヶ月近くある。
ライターという仕事柄もあって、まったく日常的に身体を動かさない生活をしているので、67キロ当時も一日一食が普通であった。しかし、今後は一日二食を心がけて体重を戻すつもりでいる。