食道癌と自然体で向き合う [Living Naturally with Esophageal Cancer]

人生は不公平極まりないが、すべての命は例外なく尽きる。そんな当たり前のことでさえ、我がこととは無縁と生きてきた。生を受けてからすでに半世紀を超え、着実に死に向かっていることに意識を向けることもないまま、告げられた宣告。ここに綴った文章がどこかの誰かに役立てば幸いです。

#がん・腫瘍

Blogspot掲載記事1

術後三年を過ぎて (2018/05/19) 日本初のパーソナル向けワープロOasisが1980年代初頭に発売されて飛びついた。3台使って、Macに乗り換えたのが10年後の1990年代。以来、ずっとMacユーザー。現在使っているMacBookProも6年が過ぎて支障が出始めている。裏…

ネキシウムは重要

八月一八日にCTと血液の検査をし、その結果を主治医から聞きに二九日の月曜日に再び真夏の京都へ。 いずれもワイフは有給休暇をとって一日かがり。いつものことだが、もっと合理的にならないかと想う。検査の結果が出るまでに時間が必要なことはわかる。しか…

腸ろうがとれる

2月22日。 三ヶ月ぶりの京都は真冬とは思えない穏やかな風情。月曜の朝だというのに病院のなかもいつになく穏やかで人も少ない。血を抜くのも50人くらいですぐに順番が回って来た。その後のCTもすぐに済んだ。 担当医とは午後イチということで病院内の…

RIP To GLENN

国立がん研究センターの公表によると、『食道がん、胆のう・胆道がん、肝臓がんの10年生存率は30%以下』。 つまり、10人中7人は罹患して10年以内に亡くなる。7人というのはかなり大きな数字のように感じる。私の場合、13年暮れに発覚し、翌年春に陽子線…