食道癌と自然体で向き合う [Living Naturally with Esophageal Cancer]

人生は不公平極まりないが、すべての命は例外なく尽きる。そんな当たり前のことでさえ、我がこととは無縁と生きてきた。生を受けてからすでに半世紀を超え、着実に死に向かっていることに意識を向けることもないまま、告げられた宣告。ここに綴った文章がどこかの誰かに役立てば幸いです。

食事法

台風で東海地方が大荒れというニュースが嘘のように大阪と京都は薄曇りで涼しい穏やかな日。

前回とった細胞に問題がないことを医師から知らされ、まず安心。しかしながら、食道の拡張を希望すると、詰まることがあっても普通に食べれている程度じゃあバルーンをやる必要はないという意外な回答。

ということは、とにかく、口に入れる量を小さくし、呑み下す前に粉々にするまで噛む、という習慣を身につけねばならない。それと、少量を一日に5、6度に分けてとるという習慣も必要になる。

真逆の食生活をこれまで続けて来たので、これがなかなか難しいのだが、慣れるしかない。